ウッドベースを習い始めたら最初に揃えておきたい必要な8つの道具



こんにちは!鈴木克人です。

トラ

ウッドベースを習うとき、ウッドベース本体以外にも必要なものってあるんだろうか?手入れとか何を揃えたらいいんですか?

そんな疑問にお答えします。

ついに憧れのウッドベース購入!ですが、それだけではウッドベースの練習や演奏はできません。
ウッドベースには、揃えておきたいものがいくつかありますので今日はこちらをご紹介します。

ウッドベースを習い始めたら最初に揃えておきたい道具

①弓

ウッドベースの弓の種類には、フレンチスタイルとジャーマンスタイルという2つの弓のタイプがあります。

それぞれ特徴があるのですが、初心者の方には違いを見分けるのが難しいので、まずは多くの人が使っているジャーマンスタイルの購入を検討されることをお勧めします。

弓の値段も、ウッドベース本体と同じようにピンキリです。
高いものでは何十万とします。

一般的には自分のウッドベース本体の10分の1の値段を選ぶと言われています。

自分にはどの弓があっているのか?一度コントラバス専門店に足を運び、相談してみるといいでしょう。同じメーカーの同じ価格体の物でも個体差がありますので、必ず試奏する事をお勧めします。

大手のコントラバスを専門として扱うのは、クロサワ楽器店があります。

近くにコントラバスを扱う楽器店がない方はネットでも購入できます。試奏が難しいので高価な弓を購入するのはあまりお勧めしません。

とりあえず弓を始めたい、持っておきたいという方は安価な物もありますので、失敗を覚悟で購入してみるのも良いかもしれません。(ネットの楽器店でも試奏して気に入らなかったら返品できる所もあります。)

ジャーマンスタイルでお手頃なお値段はこちら。

フレンチスタイルでお手頃なお値段はこちら。

 


私がちなみに使っているのは「LOTHAR SEIFERT」という弓です

②松脂(まつやに)

松脂は、松の油から取れる樹液になります。
弦楽器を弓を使って弾く際には、新品の弓のまま弾いても音は出ません。
そのため、音を出すためには松脂を弓毛に十分塗る必要があります。

弓を購入した際に、最初によーくこの松脂を塗りこむ必要があります。
ご自分で塗ってみることが一番ですが、もし心配な場合は楽器店に聞いてみたり、プロの先生にやってもらうことをお勧めします。

一度購入すれば長く使えますが、弓毛に松脂が付きにくくなったり、弾いた感覚が変わるようであれば買い替えの時期だと思ってください。

ウッドベースは太く張力の強い弦を震わせるため、松脂は他の絃楽器のものよりも強い粘土が必要です。そのため、他の弦楽器の松脂よりも柔らかく作られていて、引っかかりやレスポンスが良くなるように調整されています。

こちらにウッドベースによく使われる松脂をご紹介します。

【Carlesson】

プロアマを問わずベース奏者に最も愛されている一品です。
粘度が非常に強く、引っかかりが強いのが特徴です。
初心者にも塗りやすく、すぐに音を出せるようになります。

【Kolstein】

使用期限がなく、他の松脂のように乾燥せず、結晶化しません。
引っ掛かりが強く、粒子が細かいため音の純度が高く保たれます。

【Pops】

柔らかく引っ掛かりがいいのが特徴ですが、柔らかいため夏場など高温のところでは溶けてしまうのが難点です。

私はカールソンとコルスタインのオールウェザーを使っています。

③チューナー

ウッドベースを弾く際に、チューナーは欠かせません。

チューナーは、楽器の音の高さを調節するための機材です。

演奏を始める前、もしくは演奏中もチューニングが必要な場合があります。

チューナーには、メトロノームと一体になったもの、クリップ式のものなどありますが、しっかりチューニングが出来ていればどんなものを使っていても問題ないので1つ用意しておきましょう。

今はスマホのアプリにチューナーやメトロノームがありますので便利で私も良く使っていますが、コンサートの現場やスタジオ等ではやはり本物のチューナーを一つ用意しておくと便利です。

【クリップ式】

楽器に取り付けられ、小さいので持ち運びに便利です。オートパワーオフがついているものもあり、消し忘れの心配がありません。

 

【メトロノームも一緒についているもの】

私がちなみに使っているのはクリップタイプの物です。他の楽器の音や静かな環境で無くとも楽器の振動で音を合わせる事が出来るので便利です。

④メトロノーム

メトロノームは皆さんどこかで見たことあると思います。
楽器を演奏する人なら必ず家に1つはありますよね。

メトロノームは、一定のリズムを取ってくれますのでリズム感を得るためにとても便利な道具です。
曲の実際の速さを確認したり、ゆっくり目のテンポで練習してみたりする際にこのメトロノームを使うとリズムが狂わなくなります。

メトロノームも昔ながらのアナログのものからデジタルのものまで色々とありますので、ご自身の予算に合った物をご購入されることお勧めします。

これも今はスマホのアプリで事足りてしまう事もありますが、アプリのメトロノームも正確で無いものもたまにありますので、本物を一つ持っておくのはお勧めです。

⑤スタンドとコントラバスケース、車輪

ウッドベースは大きくて、重さもありますので、そのままどこかに立てかけておくよりも、スタンドにおいて固定しておいた方が安全です。

またウッドベースのケースも、誇りや汚れを防いだり移動の際に傷つけないためにも1つあると安心です。ケースは比較的安価でも、しっかりとしているものを選びましょう。

楽器を運ぶ車輪は、少し高価ですがあると楽器の移動にとても便利です。

⑥お手入れ道具

楽器用のものを用意しなくてもいいですが、松脂用と手汗用に2枚ほどタオルを用意しておきましょう。

何を買ったらいいかわからないという方は、こういった楽器用のさわりごごちの良いマイクロファイバーの布でもOKです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

  • 松脂
  • チューナー
  • メトロノーム
  • スタンド、コントラバス用ケース、運ぶ用の車輪
  • お手入れ道具

こちらの8つはウッドベースを習い始めて早いうちに揃えたほうがいいです。

何を選んだらいいか分からないければご相談にも乗りますので気軽に聞いてくださいね!

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