こんにちは!鈴木克人です!
今回は、少しウッドベースから離れて私の知人の体験から感じたことをお伝えしたいと思います。
私はウッドベースが趣味から始まりお仕事となりましたので、ウッドベースが体の一部のようになっています。
会社勤めをされている方とは少し違った仕事のスタイルなのですが、毎日会社へ行ってお仕事をして、家事育児をしてという方は日々があっという間に過ぎていくと思います。
これはそんな私の知人の親友(←遠いですねw)の実体験のお話です。
仕事と育児、家事の繰り返しの毎日に嫌気がさしたワーママのお話
私の知人をAさんとして、そのお友達をBさんと仮定してお話ししますね。
AさんとBさんは何でも話し合える親友同士なんですが、Bさんは20代後半で結婚して、子供ができて、現在二人の子供(小学生と年長さん)がいるご家庭です。
旦那さんは忙しく、ほぼ毎日ワンオペ状態。
仕事へ行って、子供の送り迎えをして、家事育児をしてという日々を過ごしていました。
お仕事も時短でしたが、Bさんの担当されている部署は忙しく、残業になることもありました。
休日は、子供の習い事に付き添ったりとお休みの日も忙しく過ごしていました。
AさんとBさんのやり取りで一番多いのは、Bさんの日々の生活の愚痴。
いつもほぼ一人で頑張っているBさんは、ぐったりして1日を終えることもありました。
Aさんは、何か趣味でも見つけてみたら?と提案してはみるものの、
Bさんは、子供中心の毎日もあってかいまいち踏ん切りがいないでいました。
運動不足気味だったらヨガはどう?
料理教室とかも楽しそうじゃない?
そんな話をしていても、Bさんは、「うーん、良いんだけどねぇ」の一言で終わってしまいます。
転職をするのも怖いBさんです。
今の職場は独身時代だったら何とかなったものの、子供がいるとなかなか忙しくて大変な仕事だそうです。
Aさんからしてみれば共働きよりも、Bさんがもう少し楽な仕事に転職するか、パートに切り替えたらと提案してみるものの、30代も後半になっているBさんはなかなか正社員を辞めることが出来ないようでした。
Bさんにできることは2つ。
何か新しい趣味を見つけて、少しでも自分の時間を作る。
もしくは、転職なりパートなりにして、もう少し時間に余裕のある仕事に変えるかでした。
そんなことを言いながら、Bさんは何とか日々やる事をこなし、1年また1年と過ごしていくのでした。
子供のピアノ教室の変更が全てのきっかけ
もともとBさんのお子さんは、某大手ピアノ教室でピアノを習っていましたが、
大人数で習うよりも、少人数もしくは1対1の方がいいと、他のピアノ教室を探し始めました。
そして、何と家の近くに個人でやっているピアノ教室を見つけ、さらにその教室では大人のためのピアノも教えていたのです。
子供の頃にピアノを習っていて、ピアノを弾くのが好きだったBさん。
その教室では、土曜日もやっており、隔週でレッスンを受けることが出来たため、忙しいBさんにはちょうどよかったようです。
子供もそのお教室が気に入り、Bさん自身も再度ピアノを習い始めることに。
Aさんはその事をある日突然知らされ、自分のことのように喜びました。
それからの二人の会話は、「今どんな曲を弾いてる」「これは弾いたことあるか?」と言うような、日々の愚痴から趣味のピアノの話も出てくるようになりました。
「今はピアノをやってる時が一番楽しい」と言うBさん。
無理に何かを始めるのではなく、何かのタイミングで自分に合った教室を見つけることが出来たBさんは、とても今充実しているのではないでしょうか?
少しの変化で、日々の生活に活力と喜びを
Bさんがとった行動によって、Bさんは今もなお仕事に子育てと大変ではありますが、その代わりに自分が楽しむ事を見つけることができ、そして夢中になることができ、充実した毎日を送っているようです。
私もそうでしたが、ウッドベースを始めるきっかけって本当に小さなことでした。
気になる方はこちらも読んでみてくださいね>>私のウッドベースとジャズとの出会い①何故私がエレキベースからウッドベースに移行したのか?
何か自分が没頭できることが見つかると、何でもない日常にエネルギーが注ぎ込まれます。
また、今まで出会うことのなかったような人達に出会うこともできるかもしれません。
人間って、いくら忙しくても子供中心の生活になったとしても、自分自身のことを潤してあげること必要だと思うんです。
仕事も子供もいつかは自分の元から離れて行くものです。
そうなった時に、あなたの周りに残っているものって何でしょう?
自分から絶対に取り上げることのできない何かをあなたも見つけられますように!
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